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ウェディングテーマの創出は大変良かったです。お二人の背景から、脈略のある創出となっていました。挙式、披露宴全体に、テーマを反映させようとする努力やコーディネートも十分に見受けられました。お城めぐりの「お城」、新婦の実家の「トマト」「夏」「ひまわり」など、しっかり意識しながらテーマから外れずにこだわりを持って構築されていたと思います。ただ、真夏に、本物の神社の本堂で、打掛を着ての挙式は暑くて大変なんですよ。少し季節のイメージが及ばなかったかも知れませんね。また、写真をみた所、新郎の紋付は「三つ紋」ではなく「五つ紋」が入っていますね。ご披露宴会場は、夏らしく涼しげでヒマワリやグリーンが映えるコーディネートでよかったです。お城のテーブル名やカブトムシ、クワガタムシ、もこのお二人ならではだし、プランナーが大佐古さんだからこそのアイデアで大変良いと思いました。トマトのデザートはきっと新婦様の親を敬い自慢に思う心の表れになるし、ビールサーブも新郎の労力を感じたゲストにはおもてなし、思いやりが伝わることでしょう。結びの花火のサプライズはきっと花嫁の涙を誘うでしょう。感動が伝わるよいプランでした。
熊本カラーたっぷりで、参列したゲストにも熊本を感じて頂けそうですが、主張したいものが多すぎてバラバラとした統一感のないものになってしまっている印象を受けました。主張したいものをしぼり(例えば、ひまわり・お城)そこから紐付けるとよいと思います。資料を拝見して以下3点疑問に思いました。 ① 神殿にひまわりを装飾するのは可能なのか? ② 神前式なのになぜ色内掛けなのか? ③ 披露宴会場装花 「お城のイメージに似合う優しい色合いの向日葵やキキョウランの葉」とありますが、お城に向日葵等がどのように合うのかがイメージできない。 お城好きでフィギアまで飾るのに披露宴で和装を入れないのが残念。大奥みたいな雰囲気にすると、ぐっとインパクトがあったかも?ですね。